低用量ピルのあれこれ

低用量ピルは妊娠を防ぐためや、生理痛の緩和、生理不順の改善などにも使われます。色々と使えるので女性にとってはメリットが多い薬と言えます。また、低用量ピルを上手く使ってホルモンバランスを整えるのもいいと思います。

低用量ピルの飲み方~流産した場合の計算方法

低用量ピルは、生理の初日から飲み始めます。生理開始の24時間以内を初日と考えるとよいでしょう。生理初日から服用し始めると、排卵が起こらないため、1日目から避妊効果は得られます。生理初日から遅れた場合には、1週間経てば避妊効果が得られますので、それまでは他の避妊手段と併用します。
自然流産や人工流産の場合には、その日を生理初日と計算します。従って、流産した当日から低用量ピルを服用した場合、その日から避妊効果があります。
流産した場合に、低用量ピルを処方されることがあります。これは、次の生理を起こさせて子宮内をきれいにするためで、内科的掻把と呼びます。流産後の出血が止まらない場合などに処方され、2週間程度服用します。身体が妊娠しているのと似た状態になるため、つわりのような副作用がありますが、服用をやめると症状がなくなります。低用量ピルは排卵をとめる作用がありますが、服用を中止すれば排卵が起こります。すぐに妊娠しても胎児への悪影響はありませんので、心配は無用です。流産後に、子宮内に残存物が多く残ると、出血が続き、場合によっては再手術が必要になります。内科的掻把の方が、身体への負担が少ないので、こちらの処置をとるケースがあります。また、卵巣を休ませて排卵を起こしやすくするために、低用量ピルを処方する場合もあります。妊娠を望んでいても低用量ピルが処方されるのは、以上のような理由です。
低用量ピルの服用に不安がある場合には、医師に相談して、よく納得できるまで説明してもらうとよいでしょう。服用は、毎日1錠ずつ同じ時間に、飲み忘れのないように飲みます。市販の薬と併用しても問題はありませんが、医療機関でもらう薬には相互作用があるものがありますので、医師の指導に従ってください。